赤城大沼のワカサギ釣りは、難易度が全国屈指の高さですが、そんなところでも、釣れるひとは1日で何百匹も釣っています。
そんなひとが伝えるコツは
フカセ釣りで、エサをこまめに変えて、前アタリ
です
ワカサギ釣りのコツ「フカセ釣り」とは
フカセ釣りとは、オモリをべったり、底につけて、ラインをたるませて、エサが自然に漂っているように見せる釣り方のことです。

まず底にオモリをべったりつけて、そこから上にゆっくり動かすことで、枝ス(幹糸から枝状に出すハリスのこと)に抵抗が生じ、エサに動きを与えて、自然に動くエサを演出します。
ワカサギ釣りのコツを動画で掴む
ベテランの方が赤城大沼で解禁直後の翌日に、フカセ釣りをやっている動画です(5:33)解禁日には赤城大沼で400匹釣った浅場のスペシャリストだそうです。
途中「釣り方は鳴沢でやったのと同じ」と話していますが、その動画は次の仕掛け編になります。
✓仕掛け編
今回は鳴沢湖で収録した仕掛け編。 赤城で差がつく謎の全てがここにあるそうです。
✓自然に動くエサのように誘う
ベテランの方で大量に釣るひとは、エサをどのように動かせば、もっと食ってくれるのかをいつも考えながら釣りをしています。なので、イメージすることがポイントですが、ここでは、代表的な誘い方を2つ紹介します。
✓聞き上げ誘い
サオ先を水面ギリギリに持っていき、そこから徐々にサオを上げます。
このとき、手首の角度は変えずに腕ごと上げます。サオの角度を一定に保ったまま、聞きあげたほうがアタリが出やすいためです。スピードは早すぎないようにしましょう。
✓振り子誘い
小刻みに上下させます
なかなか釣れなくて、アタリもない場合は、生きているように動くことをイメージしながらいろいろな誘い方を試してみましょう。「誘って、誘って、また誘う」くらいがポイントです。
ワカサギ釣りのコツ「エサをマメに交換」
赤城大沼のワカサギは、水温がとても低い湖にいるため、活発に動いておらず、食い気も低いです。
そんなやる気のないワカサギを釣るためには、エサは小さくカットして、マメに交換しましょう。半分よりも、できれば1/4くらいにカットするほうが、釣れます。
ほとんどのひとは釣れないと、エサをマメに交換しなくなるのですが、そこは辛抱強く、変え続けます。
変えることでワカサギが、新鮮なエサに誘われるので、釣れる確率がアップします。
ワカサギ釣りのコツ「前アタリ」とは
ワカサギは小さすぎて、魚がエサに食いついたかどうか、全くわからないくらいです。
「ピクン」と穂先が大きく動くことは、めったになく「ワカサギが、エサに食いついたかも?」という、とても繊細なアタリを敏感に察知して、釣っていくのが「前アタリ」といいます。
ワカサギ釣りのコツ「いつが釣れるのか?」
スタート6:00から9:00までの間がピークです。
解禁直後は浅場が多く釣れます。
解禁してからしばらく経って、浅場で釣れなくなると、深ん穴に行く方が多いです。

✓おまけで参考の動画