初心者がワカサギ釣りで、つまづくポイントは全部で7つです。
この記事を書いている萬善は、氷上ワカサギ釣りで全国屈指の難易度を誇る、群馬県の赤城大沼に店を構えています。
冬はワカサギ釣りが趣味の店主が、初心者がワカサギを釣るために、気をつけるポイントをお伝えします。
ワカサギ釣りで初心者がつまづくポイント
初心者がワカサギ釣りで、つまづくポイントは全部で7つ。
- 早朝の釣れる時間を逃す
- 釣れるポイントがどこだかわからない
- エサを大きくカットしちゃう
- 「誘って誘って、また誘う」をしない
- 誘いの動きが大きすぎる
- アタリが繊細すぎて、見逃す
- 焦って巻き上げて、逃す
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント①
✓到着前に釣れる時間が過ぎてしまう
ワカサギが釣れる時間帯は、氷上がオープンしてから9時までです。
なぜかというと、オープンしてからひとの足音や氷の穴を開ける音に、ワカサギがおびえて、底にぴったりと張り付いてしまうためです。
なので、日が昇ってくるにつれて、釣れにくくなります。
長年通う、ベテランたちは、氷上のオープンと同時に、テントを引きずって、湖に入って即スタートできるくらいの準備をしています。
1月13日(土)赤城大沼氷上ワカサギ釣り解禁して最初の週末、冷え込みましたが穏やかな朝です。皆さん6時半より氷上に出発されています🎵 #赤城山 #大沼 #氷上ワカサギ釣り pic.twitter.com/kkPbOMdcWw
— 赤城山 青木別館 (@ao18719048) January 12, 2018
氷上オープンと同時に、釣り始めよう
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント②
✓釣れるポイントがわからない
ワカサギの釣れるポイントが、どこだかわからず、釣れないポイントで始めてしまうことが多いです。
一番いいのは、ベテランのそばに穴を開けて、いろいろ教えてもらいながら、やることです。
✓ベテランの見分け方
- 魚探を見ながら釣っている
出典:冬の氷上ワカサギ釣り
(宣伝です)ちなみに当店は、群馬県の赤城大沼で、ワカサギ釣りの道具をレンタルしています。平日に来られた方限定で、釣れるポイントまで、ご案内し、釣り方まで教えます。
お値段も格安でご用意しておりますので、ぜひ、ご利用ください。

釣るポイントは魚探を持っている、ベテランのひとのそばにする

ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント③
✓エサを大きめにカットしちゃう
ワカサギの小ささは手のひらに乗ると、↓これくらいです。

小さいワカサギが、食いつけるように小さくカットするのが、基本です。ハリにエサを指して、1/3〜1/4にカットします。
✓エサを「釣れるまで」交換しない
マメにエサを交換すると、常に新鮮なエサで誘うことができるので、効果的です。
特に小さくカットしてる場合は、中身がなくなることも早いので、常に新鮮なエサにしておくことがポイントです。
(※ベテランでも釣れないときは、5分おきにエサを変えています)
釣れないときは、交換するのも億劫になりがちですが、釣れないときこそ、エサを交換しつづけましょう。
エサは1/3〜1/4にカットして、釣れなくても頻繁に交換しよう
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント④
✓誘いつづけない
ワカサギ釣りの基本は「誘って、誘って、また誘う」が基本です。
はじめてだと全然釣れなくて、自分の釣り方が間違っているのか、不安になってくる場合がほとんどです。なかには、置き竿にしてしまうひとも。
辛抱強く、誘うことが大切なワカサギ釣り。誘い方は、次でお伝えします。
誘って、誘って、また誘う。置き竿はだめ。
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント⑤
✓誘いの動きが大きすぎる
ワカサギは警戒心が強く、特に赤城大沼では、ほとんど食いつくことがない、やる気のないワカサギばかりです。
そんなワカサギが、不自然な誘い方をしているエサに、食いつくことはほとんどありません。
いかに自然なエサに見せるかを、考えながら釣ると、釣れる確率がアップします。
食い渋りが多いときの釣り方は
エサを小さく切って、誘いの動きを細かくスロー
です。
✓誘ったら必ず、竿を停止させる
誘っているエサに気づいたワカサギが、エサに食いつけるように、必ず竿先を停止しましょう。
エサが自然に見えるように誘う。誘ったら、必ず停止する
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント⑥
✓アタリを見逃す
動画をみたほうが早いので、載せます(動画の開始位置を1:00から設定してあります。1:08くらいで誘ったあとに、微妙に竿先が動いています)
集中して竿先を見ていないと、アタリを見逃してしまうことが多いので、ワカサギ釣りは、氷上の集中戦とも言われています。
アタリを見逃さないように、竿先に集中する
ワカサギ釣りで初心者がつまずくポイント⑦
✓焦って、逃す
ワカサギ釣りによくあるのが、アタリに気づいて、慌てて釣り糸を手繰り寄せると、逃げられていることです。
アタリに気づいて、巻き上げるスピードは「早くもなく、遅くもなく」です。(以下の動画をみると、スピード感覚を掴めます)
状況を見ながら、スピードを調節していくのですが、基本的には冷静に、巻き上げることがポイントです。
アタリがきたら、早すぎず、遅すぎず、巻き上げる
よく穴から上げる寸前に、逃すひともいるのですが、最後でショックを与えてしまっていることが原因です。手で釣り糸を巻き上げる場合は、ローラースタンドを利用すると、楽になるので、レンタルで借りられないか、聞いてみましょう。

(宣伝です)ちなみに当店では、ローラースタンドをレンタルしています。
- 氷上オープンと同時に、釣り始めよう
- 釣るポイントは魚探を持っている、ベテランのひとのそばにする
- エサは1/3〜1/4にカットして、釣れなくても頻繁に交換しよう
- 誘って、誘って、また誘う。置き竿はだめ。
- エサが自然に見えるように誘う。誘ったら、必ず停止する
- アタリを見逃さないように、竿先に集中する
- アタリがきたら、早すぎず、遅すぎず、巻き上げる